ギター1台で完結するアンプ・スピーカー内蔵ミニエレキギター

3分で読めます。

アンプ・シミュレーター、マルチ・エフェクター、小型のコンボアンプなどは持ち運びや配線、使用の手軽さが魅力です。そして、アンプとスピーカーを内蔵しているミニエレキギター(トラベル・ギター)もまた、この手軽さを売りにした道具の1つです。ここでは、そういったミニエレキギターについて、簡単に紹介していきます。
VOX APACHEギター紹介映像

アンプ内蔵ミニエレキギター(トラベル・ギター)

ベストセラーZO-3のマルチエフェクター搭載モデル、DIGI-ZO
アンプを内蔵しているエレキギターが一般的なエレキギターと最も異なるのは、入力から出力までが1台で完結しているところにあります。アンプ内蔵型のエレキギターは、本来ピックアップがある位置にスピーカーを搭載しています。ギターを弾いてピックアップから入力された信号は、内蔵のアンプで増幅されてスピーカーに出力されます。

ピグノーズ製のアンプ内蔵ミニエレキギター、PGG-200
基本的な機能としては、ノブを操作することで内蔵のアンプを使用するかどうか、外部に信号を出力するかどうかを選択することができます。それと、背面には電池用のボックスがあり、9V電池や単三電池などを入れることでアンプ部を動作させることになります。そして、内蔵のアンプを使用する場合、基本的にはジャックの付近にあるヘッドフォン用の端子を利用することで静かに練習を行うことも出来ます。
FERNANDES DIGI-ZO HYPER powerd by digitech
マルチエフェクターやピックアップシミュレーターを搭載したDIGI-ZO
更に、近年ではマルチエフェクターや他の音源を入力するためのAUX INやチューナー、テンポの設定もできるリズム・パターンを内蔵するモデルも開発・製造されています。そのため、エフェクター搭載モデルではある程度の音作りも出来るようになっています。ただ、ボディにスピーカーを内蔵している関係から、サステインはあまり良くないと言われています。

リズムパターンなど様々な機能を搭載したVOX Apache-I
こういった理由から、アンプ内蔵のギターは環境を整えるのが面倒であったり、時間的余裕が無い時でも、気軽に手軽にギターの練習をしたいといった場面で役立ちます。また、宴会芸としてギターを使用したいといった場面では、アンプとギターを運ぶなどをして準備に手間取ることがあるので、こういったアンプ内蔵のエレキギターは重宝します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。