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エレキギターの演奏を補助するものには、エフェクターからスライドバーやE-BAWといったユニークなものまで、様々なものがあります。ここでは、直接的ではなく間接的にエレキギターの演奏を補助する道具の1つ、アンプスタンドについて説明していきます。
アンプスタンド
[OTOYA MOVIE] ZENN ギター/ベースアンプスタンド GA10
アンプに傾斜をつけることで、自分自身で音をモニタリングしやすくするための道具がアンプスタンドです。スタジオでの練習時やライブでは自分のギターやベースの音が聴き辛いことが多々ありますが、そういった場面でこの道具が役立ちます。
また、アンプを床に直置きすると低音が響き、高音がやや薄れて聞こえます。しかし、アンプスタンドを利用してアンプに傾斜を与えると、このバランスが矯正されます。これはアンプスタンドを利用せずに雑誌などで角度を付けてみたり、椅子を利用してアンプを持ち上げてみても分かります。
15kgまで耐えられる安価なアンプスタンド
ただ、アンプスタンドにはいくつかの弱点もあります。まず、アンプの背面や上部の背側にツマミや端子がある場合、シールドの配線や端子の形状、アンプのツマミの位置によってはこれらとスタンドのバーが干渉します。こういった問題はアンプの位置をずらすことで対応できますが、バーが接触し続けるとなると背面が痛みやすく問題は避けられません。
[OTOYA MOVIE] K&M ギター/ベースアンプスタンド 28130
アンプスタンドと干渉するかどうかは使用するアンプによって変わってきます。そのため、使用するアンプスタンドと自分のアンプを組み合わせるとどうなるかをしっかりとイメージしておくことが重要です。ちなみに、フロントにコントロールパネルを持つアンプの場合、バーとシールド・端子・ツマミが干渉する問題に関しては無縁です。
角度の調整とマイクの取り付けが可能なアンプスタンド
アンプスタンドもまた必携のアイテムではありませんが、ギターの音をよりはっきりとモニタリングしたい場合は重宝する存在です。また、高音域も響くようになるので、一度は試してみる価値のある道具です。