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甘く優しい響きで、ちょっと切ないコード進行です。
主調:Cの長調
Aメロ/Bメロ/サビ
コード進行
FM7 | E7 | Am7 | D7 |
Dm7 | B♭7 | Am7 | Gm7 C7 |
FM7 | E7 | Am7 | D7 |
Dm7 | B♭7 | Am7 | Gm7 C7 | FM7 |
ディグリーネーム
ⅣM7 | Ⅲ7 | Ⅵm7 | Ⅱ7 |
Ⅱm7 | ♭Ⅶ7 | Ⅵm7 | Ⅴm7 Ⅰ7 |
ⅣM7 | Ⅲ7 | Ⅵm7 | Ⅱ7 |
Ⅱm7 | ♭Ⅶ7 | Ⅵm7 | Ⅴm7 Ⅰ7 | ⅣM7 |
機能
SD | (Ⅵm7のD) | T(Ⅱ7のⅡm7) | SD |
SD | SD | T | (Ⅳに対するトゥーファイブ) |
SD | (Ⅵm7のD) | T(Ⅱ7のⅡm7) | SD |
SD | SD | T | (Ⅳに対するトゥーファイブ) | SD |
分析
Ⅲ7→Ⅵm7
Ⅲ7は次のⅥm7に対するセカンダリードミナントです。
Ⅵm7→Ⅱ7→Ⅱm7
セカンダリードミナントとトゥーファイブの合わせ技です。
Ⅱ7はⅤmに対するドミナントですが、今回は解決せずトニック代理のⅥm7に進みます。
♭Ⅶ7→Ⅵm7
裏コードⅣ7がⅢm7を導きます。
Ⅴm7→Ⅰ7→ⅣM7
Ⅳを仮のトニックとした借用のトゥーファイブです。
最後はⅣM7なので、冷たくも洗練された響きです。
まとめ
今回の進行は、様々な楽曲に組み込まれている、グローヴァー・ワシントン・ジュニアのJust the Two of Usの仲間です。
ⅣM7→Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅴm7→I7
セブンスコードとトゥーファイブはまるで魔法のようで、様々なコードを滑らかにつなげます。
またコード進行の響きを都会的に、甘く優しくするので、とっても魅力的なコードの1つですね。
色々考え方あると思いますが、この曲のKeyはCの方が考えやすいのではないでしょうか?
プレイヤー目線で申し訳ないのですが、
FM7 | E7 | Am7 | D7 |
Dm7 | B♭7 | Am7 | Gm7 C7 |
ですので
| Ⅳ△7 | Ⅲ7 | Ⅵm7 | Ⅱ7 |
|Ⅱm7 |Ⅶb7 | Ⅵm7 | Ⅴm7 I7 |
の方が考えやすいです。soloもCで考えていると思われます。
もしKey=FだとしたらスケールノートのBbがやはりアボイドっぽく聞こえませんかね??変でしょうか。。
コメントありがとうございます☺️
私の方でもメロディを乗せてみたり、
似たようなコード進行の調を見てみましたが、
ご意見の通りCメジャーの収まりが良さそうです。
B♭の音は、コードの構成音に入っているとき以外はきれいに響きません。
また、アボイドノートのFの音も経過音としては綺麗にはまるタイミングあるのですが、
基本的にスリリングでした。
コード進行は修正しておきますので、
またご意見いただけると嬉しいです🙆