相川七瀬/夢見る少女じゃいられないのサビでも採用されているコード進行のパターンと分析

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コード進行

C#m | A | E | B | C#m | A | E | B |
A | B | B C#m | A | B | C#m |

ディグリーネーム

Ⅵm | Ⅳ | Ⅰ | Ⅴ | Ⅵm | Ⅳ | Ⅰ | Ⅴ |
Ⅳ | Ⅴ | Ⅴ Ⅵm | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵm |

機能

T | SD | T | D | T | SD | T | D |
SD | D | D T | SD | D | T |

分析

今回はEの長調(C#の短調)を軸にほとんどが主要和音で構成されている、シンプルでロックなコード進行です。また、トニックが来る場所で代理コードで暗い響きのⅥmが多用されているため、これもロック色を強めています。
各コードの機能からみてみると、各小節では「トニック→サブドミナント→ドミナント」や「トニック→ドミナント→トニック」の進行が守られており、「ドミナント→サブドミナント」といった進行がありません。そのため、この確かなコードの連結もロックの雰囲気を作り出すのに一役買っています。

まとめ

今回のコード進行は、複雑でなく演奏性も高い、いわゆる1つの王道的なコード進行でした。「Ⅵm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ」と「Ⅳ→Ⅴ→Ⅵm」は単純ながら使える場面が非常に多く、前者はマイナー・コードから始まるため雰囲気は暗めでクールです。
また、後者は「ドミナント→トニック」を含んでいるため、響きが強く、力強さがあります。そのため、シンプルなロックを制作する場合にはこれらのコード進行が大変役立つはずです。

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