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ここでは、1度から始まる長調、短調、ペンタトニック・スケールの練習フレーズを紹介していきます。これらを覚えると、左右や縦にスライドさせることでさまざまなキーに対応できるようになるだけでなく、耳コピにも役立ちます。テンポは120を想定しています。
Cの長調での練習
Cの長調を1度から順に弾いていき、6弦まで戻ってくるフレーズです。1弦と2弦、3弦と4弦、5弦と6弦はフレットが同じ間隔となっているため覚えやすく弾きやすい並びとなっています。ちなみにこの並びを1フレット低い方にずらすとBの長調となります。
Aの短調での練習
次はAの短調を1度から順に弾いていくフレーズです。Aの短調はCの構成音と同じですが、Aから始めることで暗い雰囲気となります。1弦と2弦を除けば、こちらも弦が2つずつセットになっているので覚えやすい基本的なスケールです。
Aの短調からCの長調へのポジションの移動の練習
また、1度から始めるAの短調とCの長調は構成音が同じなため、このフレーズのように行き来ができます。指板への理解が深まるので覚えておいて損はありません。
Aマイナー・ペンタトニック・スケールの練習
そしてロックでは定番のAマイナー・ペンタトニック・スケールがこちらです。ペンタが5を意味しているように、Aマイナー・ペンタトニック・スケールはAの短調から2度と6度を除いた5音で構成されます。
Cメジャー・ペンタトニック・スケールの練習
また、Cメジャー・ペンタトニック・スケールというものもあります。こちらも長調と短調の構成音と同様にAマイナー・ペンタトニック・スケールと構成音は同一です。ただし、メジャー・ペンタトニックは長調から4度と7度を除いた形となります。
スケールの縦の移動
最後に、スケールを縦に移動させたフレーズがこちらです。横にスライドさせる場合と異なり、縦にずらすと5弦で押さえるフレットをずらす必要があります。また、これを6弦から弾き始めると5度から始まることになります。
指弦の動きを図形として捉えていると、コードでもフレーズでも応用が利きます。基礎的な技術や知識は全てが応用や実践に関係してくるので、1つずつ確実に習得していきたいところです