使い勝手やサウンド、デザインを重視したエレキギター用コンボアンプ(ZT AMP・Lunch Box Jr.、VOX・AC4C1-BL)

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エレキギター用のコンボアンプには、真空管内蔵のサウンドを売りにしたモデルから、エフェクターや様々な端子を内蔵した高機能なものまで、様々です。そこで、今回は個性的な機能や伝統のサウンドを備えつつ、デザイン性にも優れているユニークなアンプを紹介していきます。
ZT Lunchbox Jr Review

ZT AMP・Lunch Box Jr.

Lunch Box Jr.は様々なコンパクトタイプのコンボアンプを開発している、ZT AMPのユニークな小型アンプです。その見た目はシルバーの外枠ということもありまるでトースターですが、出力50Wなので見た目とは裏腹にかなりの大音量にまで対応します。

DCセンターマイナス用の分岐コード
また、コントロール部には音量のVolume、イコライザのTone、歪みのGainがあり、クリーンからディストーションまでそつなくこなすことができます。その上、端子を備えているので通常のAC電源だけでなく12Vのセンタープラス電源で動作させることも可能です。

その他、BOSSのLS-2のように最大500mAまでエフェクター等に電源を供給できる9Vセンターマイナス端子が付いているので、アンプとエフェクターの併用も簡単です。また、出力用のフォン端子やスピーカーのオン・オフスイッチを備えているので、練習からレコーディング、本番まで幅広く使用することが可能です。そのため、非常に洗練された小型アンプという印象を受けます。
VOX AC4C1-BL/AC4HW1 紹介映像

VOX・AC4C1-BL

AC4C1-BLはアンプメーカーとして広く知られている、VOX発売の4W小型真空管コンボアンプです。こちらは青の外装とレトロなハンドルというVOXらしい伝統的なデザインと、真空管のサウンドに重きを置いたコンプアンプです。ちなみに、本機の出力は4Wではありますが、他の真空管アンプと同様に非常に大きな音を出力することができ、音量を上げると音に張りが出てきます。

AC4C1-BLは歪みのGAIN、高音域のTREBLE、低音域のBASS、そして音量のVOLUMEというツマミを備えており、これだけでも様々な音作りができます。ただし、その外装と内装の関係から本機は7.9kgの重さで、Lunch Box Jr.の2.3kgと比べると重めです。そのため、持ち運びのことを考える場合は、同モデルを更に小型・安価にしたAC4C1-MINI-BL(6.4kg)を視野に入ってきます。

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